鍵玄プロジェクトとは、の部分でグローバル化や、海外からのあらゆるモノの流入により、これまでの日本の生活は急激に変化しました。
合理的で利便性のあるそれら 合理主義と利便性は、生活を随分と効率的にもしましたが、しかし、一方でそれまで大切にされてきた文化、儀礼、そこで培われてきた美しい感性が、四季折々の自然に育まれた豊かな心と美しい感性によって人々が培った大切な文化や儀礼は随分と失われてきたのも事実です。
この文化や儀礼の支える伝統工芸の染織もそのひとつ。
京正商店は京都に生まれ育まれた「黒染め」という伝統技術を通して、各々の工程の匠達と日本の『絆』や『誇り』を次代へ繋げるべく、単なる伝統工芸品を超え「京都が誇る革新な技と丁寧なしごとを極める事」と「現代人にとっての豊かなライフスタイルとは何か」を問う事から始めて参りました。
生地は繭選びから各工程に抜かりはなく、染は黒に始まり、黒に終わる・・・単なる色ではなく温かみや艶やかさという色ひとつの表情にまで全て『鍵玄の流儀』に則ったものでなければならない。
そして時代や使い手への対応は易しく柔軟でなければならない。
染織ノウハウをべースに、「作り手、販売、サポート」そして「学び、集い」をすべてをトータルに複合した、新しい取り組みが始まりました。
堅実で有り柔軟である。全ては使い手の安心の為に・・
それが、鍵玄-kagigen-プロジェクトです。
