4.名古屋帯を結びましょう。
-
伊達締めの上にゴムひも付の帯板をしましょう。
補足
ここでは初心者用にゴム紐付の帯板をしております。
ゴム紐付きがない場合は 胴に帯を二重巻きにしているときに挟み入れましょう。 -
ゴムの留め具を前で留めて、後ろに回しましょう。
-
さあ帯結びです。
-
帯の「わ」が下にくるように手先を肩にあずけ、手先の長さを肩から30~40cm(帯の長さにもよりますが帯板の下線が目安です。)とり、肩にかけたまま、垂れを胴に二巻きにしましょう。
-
こんな感じです。
-
右手で垂れを持ち、左手を後ろに回し肩にかけている手先を(腰骨の中心のあたり)引き入れ、左手そのまま右手の垂れしっかり引っぱり胴回りを締めましょう。
-
こんな感じです。
-
肩にかけている手先を払いのけるように後ろに流しましょう。
-
払いのけた手先を左手でわが背中心にくるように持って行きましょう。
-
右手に持っている垂れを内側手を入れ持ち替えて背中に当てましょう。
-
こんな感じです。
-
中はこんな感じです。
-
右手はそのまま、左手で仮紐をとり、紐の中心を持ち、右手に持っている垂れ帯の中に入れまましょう。
-
両手で仮紐を胴に沿わせ前でしっかり結びましょう。
-
手先を左から前に回し、きものクリップで前帯にはさみましょう。
-
こんな感じです。
-
垂れを後ろから前に回し、左広げた位置に※帯枕を(帯枕に帯揚げをくるんだ状態)垂れの内側に当てて帯山を作りましょう。
チェック
事前に帯枕に帯揚げをくるみ、ゴムや綿テープで留めておくとより簡単に着付けられます。
-
帯まくらごと片手で帯山をつかみ、後ろへ回しましょう。
-
帯まくらと垂れを両手に持ち替え、真後ろに位置取りましょう。
-
両親指でお太鼓の内側をピンと張って、帯枕を胴帯の上辺にのるように背中にピッタリつけましょう。
-
帯枕のひもをしっかり結びましょう。
-
帯揚げは仕上げの時に綺麗にするので仮結びしましょう。
-
こんな感じです。
-
仮紐を抜きましょう。
-
今度は太鼓の下の帯のたまっているところに仮紐をしましょう。
-
こんな感じです。
-
もう1本仮紐を用意して帯の胴回りの下線の位置に仮紐を当てましょう。
-
仮紐を目安にお太鼓を決め線を作り、垂れを人差し指で内側に折りましょう。
-
決め線を崩さないように、左手で決め線を押さえ、右で余分な垂れを内側に入れ込みましょう。
-
人差し指の長さ分だけ決め線から垂れ先を出して仮紐をしましょう。
-
仮紐がずれないように前に回ししっかり片方の手で持ち
-
太鼓の下のたまっているところにした仮紐を抜きましょう。
-
前帯にはさんでおいた手先のクリップを外しましょう。
-
帯のわを下にして右側から後ろに回し、太鼓の中に入れて、右側2~3cm出しましょう。
尚、手先が長く余っていたら右側を折り込んで処理します。逆に手先が短いときは左側から出さなくてもいいです。
-
さあ最後の仕上げです。